昨日、留守中に電話やメールである方から次のような相談がありました。
送人さんからのメールを受人さんが開いたら、意味不明の文(下記の様な文)が書いてあったんだそうです。
野良耳身にかに口
んちも知己仲に椎と名
びっくりした、受人さんは、さっそく送人さんのところにいって、送人さんのパソコンの Outlook Express を調べてみたら、受信したメールの文章は正常ですが、送信文を書くと、上記のように、意味不明の文になってしまうと言うことでした。
なお、Outlook Express の書式のエンコードを調べたところ、日本語の自動選択になっていて問題はなかったとのことでした。
解決:
これは簡単でした。送人さんも受人さんも、日本語の文字入力はローマ字入力を使っています。送人さんのパソコンではこれが何らかの原因でかな入力に変わっていたのです。
そこで、Alt・キー と カタカナひらがな/ローマ字・キー を同時に押して、入力を切り替えればいいのです。
いまかな入力モードにしておいて、ローマ字入力のつもりで「今日は 山口です」と入力し、変換してみると、下の1-2行目のようになります。
かな入力: のらみみみにかにくち んちもちきなかにしいとな
その変換: 野良耳身にかに口 んちも知己中に椎と名
ローマ字入力: こんにちは やまぐちです
その変換: 今日は 山口です
すなわち、ローマ字キーの K はかなキーの の に当たります。 KONNNITIWA は のらみみみにかくち となります。変換すると 「今日は 山口です」のつもりが、「野良耳身にかに口 んちも知己仲に椎と名」となってしまっています。
かなり前ですが、うっかりこの切換えキーに触れてしまって、こういうことが起こってびっくりしたことが私にもありました。
しかし、今のMicrosoft IME ではAlt・キー と カタカナひらがな/ローマ字・キー を同時に押すと警告が出て確認しないと、切り替わらないようになっています。IMEを最新のものに更新することをお勧めします。
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